THE END OF THE DREAM

愛されなかったから
生まれてよかったとは
思えなかった でも
そんな僕のもとに
天使が舞い降りた
僕が生まれたのは
きっと君のことを
幸せにするため

そんな儚い夢を見た
空を見上げて

僕にも翼があれば
汚れたこの世界から
脱け出すことができると
信じる僕を見つめて
憐れみという気持ちを
愛だと勘違いして
翼を僕に授けた
二人はまだ見ぬ世界目指す

ああ ほら 星たちが夜空に
輝いているよ

痛みを薄めたものが
愛だと勘違いして
僕らは抱き合いながら
互いを傷つけあった
翼はぼろぼろになり
飛べなくなった二人は
落ちていく それはあたかも
流星 それが二人の
THE END OF THE DREAM